旭川医科大学病院遠隔医療センター

Asahikawa Medical University Hospital

Telemedicine Center

研究開発タイトル画像

研究開発

Research and development

システム・技術

三次元リアルタイム遠隔医療支援システム

網膜硝子体手術のように、高度な技術が要求される眼科手術の様子を、顕微鏡に装着した左目用と右目用のビデオカメラ(1920×1080画素、フルカラー、30 frame/sec)によって立体HD動画像として撮影し、それを1台のコーデックを用いて遠隔地の医療機関へ高品質かつリアルタイムに伝送できるシステムを開発しました。

左目画像 右目画像
網膜硝子体手術の立体ハイビジョン画像(左:左目画像、右:右目画像)

立体動画像の伝送方法

眼科医は、画像中の限られた領域を注視することが多いため、そのような領域を優先的に高画質で伝送する方法が有効となります。この特徴を利用し、左右それぞれのフレーム画像から重要な領域を含む960(w)×1080(h)画素の矩形領域を抽出し、それらをそのまま合成してside-by-side方式のように1チャンネル動画像として伝送する仕組みを開発しました。

立体動画像の伝送方法

システム構成

本システムは、HDビデオ会議システムを用いて、立体動画像のリアルタイム伝送を実現しています。

送信側は、ビデオカメラで撮影した立体動画像を画像処理装置に入力します。同装置では、左右それぞれの画像から重要領域(矩形領域)を抽出した後、抽出画像を合成して1チャンネル画像を生成します。

受信側は、受信した1チャンネル画像を画像処理装置に入力し、左右それぞれの画像に分解してから3Dモニタに出力します。

立体動画像に対応した遠隔医療システム

運用

本システムは、病院手術室からの送信、眼科外来診察室からの送受信、遠隔医療センターでの受信を可能としています。

立体動画像に対応した遠隔医療システム
旭川医科大学病院の眼科外来診察室で、眼科専門医が地方病院から送信された立体HD動画像を観察し、地方病院の医師に対して診断支援を行っている様子
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